パノラマ日記

アニメ・自動車・毎日のこと

普通二種学科試験を受けた⑵

前の記事の続き。

gs750.hatenablog.jp

 

午前の学科試験にて83点という散々な結果を叩き出したので、今回は午後のリベンジ受験について詳細に紹介する。

 

午後試験まで

午後試験は12時50分から開始。とりあえず時間があったので品川鮫洲郵便局までお金を下ろしたり、鮫洲試験場内の食堂で昼食を取ったりして時間を使い、残りの40分ほどで勉強をした。

午前試験でわからなかった点をネットや参考書で必死に調べて、解けるようにカバー&配点の大きいイラスト問題を練習。そうしているとあっという間に試験時間になってしまった。

 

午後試験開始

試験の案内や注意事項説明は午前と同じ試験官で、同じアナウンスだったのでもう知ってるという感じでやや退屈であった。

ただ一つ違うのは受験者数だった。午前よりかなり少ない。しかし二種受験者は逆に16〜20人ほどと多くなっていた。もちろん私にように午前落ちて再受験の方もいるが、同じ制服を着ている研修生のようなグループもいた。おそらくバスかタクシー会社の養成枠組ではないだろうか。どちらにせよ最年少受験は変わらず私のようだ。

 

試験が始まって問題を解いてみる。解いた手応えとしては午前より確実にわかる問題が多かった。そして予想通り、午前に出題された問題がいくつも全く同じ文章で午後にも出題されていたのだ。わからない問題調べておいて本当によかった... 

そしてイラスト問題も午前より悩む問題はなく、あっさりした内容だった。午前に比べて午後は「〜だからスピードをあげて通過した」とか「〜だから速度を落として注意して進んだ」とか確実に×か○かわかる問題文が多かった印象である。

終了10分前には解き終え、マークにミスがないかなど厳密に確認。これはいけるとこの時点で70%くらい確信していた。

 

合格発表と技能試験予約

午後もかなり早く採点終了&合格発表があった。結果は合格だった。午後は全員全滅ではなく、6人ほどは合格していた。ほっと一安心した。

そのあと普通の教習所卒の人は技能免除なので写真撮影等があるのだが、自分は一人だけ試験官に2階の技能試験受付に行ってくださいと言われた。

2階の受付に行くと、技能受付の担当者が数人いた。やや怖い印象がある人たちだ。

二種の技能試験の受付をしたいと申し出ると。機械に自分の免許証をスキャンされ、モニターのカレンダーを見せられた。カレンダーによると1月は技能試験の予約を入れられる空きコマが全然ないようだ。自分も1月は大学の予定がギッシリあるので入れる気はなかったが2月もあんまり空いてないようだ。とりあえず1月末に予約を入れておく。予約を入れておけば変更は後で電話でできるようなので、そうしようと思った。

そして書類を渡され、技能試験当日の持ち物、費用などの説明があった。自分は鮫洲より府中の方が土地勘があるので、ダメ元で「鮫洲ではなく府中で技能試験を受けられますか?」と聞いたところ、「確かににあっちの方が試験の予約は取りやすいですからね。府中にしますか?」との返事。これはラッキーだった。府中の方が路上試験での道がある程度わかる分やや有利かもしれない。

ということで府中試験場に書類を全て回してもらうことにした。年明けには予約を入れられるようだ。実際、技能試験は非公認の練習場でちょっと練習して受ける予定だから早くて2月中旬ごろ予約を入れることになりそうだ。その時また記事を書きたいと思う。3回受けてダメだったら諦めて公認の教習所へ行こう(笑)

 

受験を終えて

自分は3日前〜前日と当日に勉強をしたが、一種の試験に毛の生えた程度とナメてかかると確実に落ちるような内容だった、という感想だ。やはりしっかり勉強をしておかないと厳しいだろう。それに人の命を預かるプロの免許だから、交通法規をあやふやで合格してもいつか現実の実務で痛い目を見るはずだ。

自分は下位免許含めて6種類免許を所持しているが、今回運転免許試験関係で初めて不合格となったことはややショックだ。しかし、いい勉強にはなった。来年は技能試験を控えているのでしっかり練習をしたい。

もし、二種免許を教習所に行かず一発で取りたいと思っている人は、とりあえず学科だけでも独学で試験を受けてみることをおすすめしたい。

また2月以降に技能試験の方のインプレッションを記事にしようと思う。それでは。

 

 

普通二種学科試験を受けた⑴

 

12月25日(月)のクリスマス、普通二種学科試験を受け無事に合格したのでその細かい記録をブログに残しておく。

前準備

とりあえず事前に購入していた2冊の参考書を3日前〜前日にながら読みしていた。

①第二種免許 試験に必ず出る!実戦1570題 /KM自動車教習所

 

第二種免許 試験に必ず出る!実戦1570題

第二種免許 試験に必ず出る!実戦1570題

 

 

②第二種免許最速一発合格/長 信一 

 

第二種免許最速一発合格 (Driver’s License Textbook)

第二種免許最速一発合格 (Driver’s License Textbook)

 

 

1冊目はほぼ問題集なので、一種の知識しかない人はまず図解等がある2冊目の参考書を購入した方が無難である。また、個人的には②に収録されている模擬試験問題の方が実際の試験には役に立ったと思う。

 

当日

そして試験当日、6時30分に起床し、7時には鮫洲試験場に出発した。正直、行く途中まで府中か鮫洲か悩んだが、なんとなくで鮫洲にした。建物が綺麗だし人もそんな多くないだろうし...

8時20分には到着し、案内→受付→書類記入→手数料支払→適正検査(視力)→学科受付へと試験場名物のたらい回しの末、8時50分ごろには手続きは完了。途中写真を落としてあたふたしてしまったが...

9時15分から第一試験場にて試験開始、とのことでしばらく受験勉強。ここの数十分の勉強でも点数2点くらいは伸びたはず。

 

そして試験会場へ。受付が遅れてる人がいて、5分遅れの20分に受験注意事項のアナウンスが始まった。午前は受験者が多い。試験場は色々な人がいるので、見てて面白い。外国人もかなりいるし、ヤンキーまで行かないが素行が悪そうな人間もいる。明らかに話を聞いてなく、試験開始直前までスマホを机に出している人さえいる。(当然気づかれて注意されていた)

二種試験受験者は右端の列に固まっており、おおよそ10人くらい。一種の人が60人はいるので当たり前であるが少数派である。全員自分より歳上で髭を生やしたり、薄着だったり個性的な人が多かった。

 

試験開始

試験が開始した。試験問題を目の当たりにしての感想「あれ?これ難しくないか...?」

解けば解くほどわからない問題が増えていく。メモするスペースにイマイチ解答がわからない問題番号を書いていたが、それが4、5、6問とどんどん増えていく...

確実に一種より難易度が高い。試験範囲が広がったからとかそういう問題ではない。明らかに一種よりひねった問題が多いのである。それをほんの数問紹介...

 

「貸切バスでは幼児のチャイルドシートの使用義務は免除される」原文ママではない)

>ネットで調べたところどうやら○のようだ。正直わからなかった。普通貸切バスでも幼児にはチャイルドシートした方が安全だし×っぽかったが... 勉強不足だ。

 

「高速道路の乗合バスの停留所に観光バスを停めて客の乗り降りを行うことはできない」(うろ覚えの問題文)

>これはなんとなく○にしたが合っていた。観光バスは運行系統が定められている乗合バスではないからである。やや難しい。

 

「バスの運行中、突然ブレーキの効きが悪くなったので駐停車禁止区域であったが、バスを駐車させた」うろ覚え問題文)

>うーん...やむ得ないから普通そうするのでは... 正解はどっち?調べても出てこない。ネットは何も教えてはくれない。「駐車とは故障による停車も含む」という観点なら×であろう。そしてけが人の救護だけを「やむを得ない場合」と考える場合も。だが普通はそんなやばい状況なら停まってしまう思うが... 答えがわかる方教えてください。

 

「乗車定員30人以上の自家用バスの運行には大型自動車免許の他に、運転経験年数、年齢など特別な資格が必要である」原文ママではない)

>なんだこれ...○なのか×なのか。運転経験年数3年以上、年齢満21歳以上は大型免許取得の条件だし...いや自衛隊は19歳で大型免許取れるが、それを考慮すべきなのか...?本当に試験が終わった今もわからない。誰か知っている人がいたら教えて欲しい。

 

このような○か×か微妙な問題がたくさんあるのである。正直これは厳しいとわかった。イラスト問題も全問×全問○という設問もあるので不安を感じてしまう。

 

結果

さすが東京である。終了後20分ほどで合否発表がされるスピーディさ。結果は不合格。なんと二種免許受験者全員番号がない、不合格だった。

退出後、学科受付で書類を返してもらう。不合格者は点数がわかる。自分は「83点」。全然ダメであった。なぜそこまで間違ったのか。「午後は受験されますか?」と聞かれ正直悩んだが受験をお願いした。手数料は4,550円だった。痛い出費だ。

 

午後試験の流れなどについては次の記事にて紹介する。

gs750.hatenablog.jp